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庄司 充

激動の時代に思うこと

こんにちは。

2020年も残すところあとわずかとなりましたね。

今年は新型コロナウイルスの世界的な猛威にはじまり、

緊急事態宣言による外出、移動の制限、まさかの東京オリンピックの

延期と、経済に大きな影響を与えるできごとがつづきました。

さらに夏の終わりには、安倍前総理がとつぜん辞任を発表し、

秋に行われたアメリカ大統領選では未だ先行きが見えない大混乱が

続いているようです。

予想もしていなかった事態が次々と起こり、年の始めに思い

描いていたのとはあまりにもちがう1年になりました。。

わたしが生きてきたなかでもトップクラスの激動の年で、

何か大きな時代の変わり目にさしかかっていると感じざる負えない

1年でした。

しかもこの変化は始まったばかりで、来年以降ますます

激しくなっていき、これまでの常識では計り知れないレベルの

変化が起きるような気がしています。

では、そんな予測不能な激動の時代にわたしたちはどうあるべきなのか?

ふだんノー天気に生きているわたしでも、さすがに今年はずいぶん考えました。

自粛生活でできた時間を使って、本を読みネットを検索して、自分なりに

たくさん情報を集めて考えました。

その結果、たどりついたわたしの答えは、

「変わらないものに目を向ける」

ということです。

じつはコロナ騒動の前から、自社の「パーフェクトカスタマー」を

あらためて言語化する作業をしていました。

パーフェクトカスタマーというのは自社にとっての「理想のお客様像」の

ことです。

パーフェクトカスタマーを言語化するというのは、自分がお手伝い

したいのはどんなお客様なのかを細かく定義することで、自社の

マーケティングの方向性を明確にするための作業のひとつです。

自分がお手伝いしたいのはどんなお客様なのかをあらためて

考えたときに、頭のなかに強烈に浮かんだのが「まじめな会社」という

言葉でした。

あまりにも強烈に頭に浮かんだので、まじめな会社とはどんな会社なのか

わたしなりに考えてみました。

まとめてみると

わたしが思う「まじめな会社」とは

・お客さまや社会に貢献することを第一に考え

・社員を大事に育てながら

・長く続けることを目指している会社

のことです。

この定義は、聞けばまったくあたりまえのことのようですが、

世の中には、そんなあたりまえのことをすっかり忘れてしまったかの

ような会社や経営者がけっして少なくありません。

目先の利益を追いかけ、急激な成長を目指し、社員はそのための

道具のようにしか考えていない経営者が少なからずいるのです。

幸いなことに、わたしがこの仕事をはじめてから10数年、当社の

クライアントになっていただいた企業はすべてがまじめな企業でした。

これは、ほんとうにありがたいことです。

こうしたまじめな会社を応援し、その成長に少しでも役に立てることは

この上もない喜びであることを感じます。

そんな自分の気持ちが確認できたときに、あらためて

「変わらないものに目を向ける」

ことの大切さに気がついたのです。

ビジネスを具現化するための手段は時代とともに刻々と変化していきます。

けれどもお客さまの役に立つこと、社会の役に立つことを、つねに社員が

一丸となって考え、全力で実行していくというビジネスの基本原則に

変わりはありません。

テクノロジーがどんなに進化しても、国際情勢がどう変化しようと、

景気がよかろうと悪かろうと変わりはありません。

何10年先も、何100年先もけっして変わることはないのです。

だから、わたしはこの変化の時代こそ、永遠に変わらないビジネスの

基本原則をよりいっそう心に刻んで、これからも日本のまじめな会社の

みなさんを全力でサポートしていきたいとあらためて強く思いました。

これまでご縁をいただいたすべてのみなさまに心から感謝いたします。

今年も1年、ありがとうございました。

来年も楽しみましょう!

よいお年をお迎えください。

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